巷ではワイヤレスバッテリーが流行っていますが実際のところどうなのか。
私も以前使用していましたが、使ってみた感想はデメリットのほうが若干おおきいかなとというのが率直な感想です。
確かに、見た目的にはスマートですし、置くだけで充電できるので便利そうです。
ただ、この充電については製品にもよりますが置く場所が結構シビアです。
背面にあるバッテーリーと充電器のコイルの位置があっていないと充電できなかったり、非常に充電時間が長くなることがあります。
平置きタイプ、スタンドタイプとありますが充電がされていることをしっかり確認しないと、いざ使う段階で充電されていなかったなんてことも多かったです。
あえて選ぶならスタンドタイプでコイルの位置が調整できるものがいいと思います。
それでも、何かのはずみで充電がうまくできていないこともあるので確実に充電されていないと困る場合は注意が必要です。
目次
充電ケーブルでつなぐメリット
1.確実に充電できる
ワイヤレスだと充電に失敗することもありますが、ケーブルなら接続に問題なければ確実に充電できます。
つなげばいいのでとてもシンプルです。
2.高速充電の恩恵を受けられる
最近は安価な価格で出力の高い充電器が販売されています。
Apple公称でも18W以上のアダプタ仕様で30分で半分のバッテリーを充電できることになっています。
ワイヤレスだとiPhoneの場合は対応機器でも7.5Wで充電するのが限界のようです。
アンカーなどは比較的安価で高品質の高速充電器を扱っているのでお勧めです。
3.維持費が安い
ケーブル類などをそろえると考えると、高速充電するにしても充電器とケーブルで2500円程度出せば環境が整えられます。
ケーブルが消耗品なのでそれを買い換えるにしてもたいてい1000円以下で買えるので維持費はとても安いです。
私は、こちらのケーブルを使っています。
実際に5年ほど使用していますが、ねじれなどによる損傷はありません。
しかも価格も安いのでとてもおすすめです。
また、Appleは保証期間内であれば、ケーブルを無償で交換してくれます。
ワイヤレスの場合は、ワイヤレスアダプタを購入することになるので通常の出力の充電なら2~3000円程度、高速充電をするなら対応充電器と合わせて5~6000円程度必要になります。
充電ケーブルでつなぐデメリット
1.長期間使用時しているとケーブルとの接続に不具合がある
長期使用していると、どうしても接続口が劣化してきて充電がうまくいかなかったりすることが増えてきます。
ただ、充電がうまくいかないときはたいていはほこりが溜ていることが原因であることが多いので、清掃をすれば解決することは多いです。
2.濡れているときは充電できない
ワイヤレス充電器でも濡れていたら推奨はされないと思いますが、本体が濡れているときは充電することはできません。
ワイヤレス充電のメリット
充電がスマート
置くだけなので見た目にもスマートです。
ケーブルを抜き差しする手間もないので非常に簡単です。
ワイヤレス充電のデメリット
1.充電を失敗することがある
充電器側のコイルと正しい位置で接していないと充電ができません。
仮に正しい位置で充電したとしても途中で着信によるバイブレーションが作動し位置がずれたりしても充電がされません。
また、コイルとの接地面積が小さいと充電時間がとても長くなったりします。
設置する位置について意外とシビアであると感じました。
また、装着するケースなどについては、厚さがあるものや金属性のものアンカーリングなどがついていると充電ができないことがあります。
2.高速充電の恩恵を最大限受けられない
現在様々な製品が出ていますが、高速充電に対応している中でもiPhoneの場合は7.5W程度出の充電が最大なようです。
他社製の端末でも10Wが最大のようです。
ケーブルならばそれよりも大きい電力で充電できるため、充電時間を短くすることができます。
まとめ
今後の技術革新で改善されていくかもしれませんが当面は総合的にケーブル接続のほうがメリットが多いような気がします。
スマートさではワイヤレス充電器に軍配が上がるのですが。
充電環境の構築にお役立ていただければ幸いです。