野村訓市「antena TRAVELLNG WITHOUT MOVING」から学ぶ旅の話

最近、「野村訓市 antena TRAVELLNG WITHOUT MOVING」というラジオ番組にはまっています。

 

この番組は日曜日夜8時からFMのJーWAVE(周波数81.3Hz)で放送しているクリエーターの野村訓市さんがナビゲータを務めるラジオ番組です。

 

題名の通り、旅を主題として放送している番組で野村訓市さんの旅の記憶を主題にそこで経験した事、出会った人、国の文化など、実際に行った事がなければ語る事が出来ない辺りの話をその時のテーマやリスナーからの手紙などに沿って語る番組です。

 

独特の語り口で、低い声でとつとつと語る話し方は、他のラジオ番組ではあまり聞いた事がない落ち着いたテンションで、聴いているととても落ち着く、日曜の夜の8時と言う時間帯にとてもふさわしい番組です。

 

氏は酒とたばことコーヒーを愛する、ハードボイルドを絵に描いたような方です(いつもサングラスをかけているみたいで、とても個性的な風貌です)。

だからと言って、別にカッコつけていると言うわけではなく、すごく自然で私は好きです。

 

人生の多くを旅に費やしてきたという方で、旅は人との出会いであるのだなと感じさせられるエピソードがたくさんありました。

 

野村訓市って誰?って人も多いかと思いますが、奥さまはあの有名モデルの佐田真由美さんです。

 

佐田さんとの間に2人のお子さんがいます。

 

一年ほど前の放送で、下の子が幼稚園を卒業したとおっしゃってたので、絶賛子育て真っ最中ですね。

 

大学時代、旅に出かけることが多く、出席がほぼ必須の授業があったのですが、出席日数結構ギリギリだったそうです。

 

しかし、担当の先生(先生自身も元ヒッピーだったようでそれも十分ファンキーです)が「旅をつづけてその話を聞かせてくれれば単位をあげる。旅を続けなさい。」

といってくれて無事単位を取得できたそう。

 

先生も寛大ですが、それほどまでに旅というものに情熱を注いでいたことが先生にも伝わったのでしょうね。

 

30歳前後までは旅を中心として生活していて、定住していなかったようなことを番組の中で言っていました。

 

若い頃から世界各国を旅しており、とてもいろいろな経験をされています。

 

番組を聞いていて、特に印象深かったのが、海外のトイレは紙が設置されていないことが多く、自分で持って入るかトイレでそれを仕事にしている人から買うのが一般的といったことは初めて知りました。

 

また、偽の警察官に友人がお金をだまし取られる話は、もし自分も同じ状況だったら簡単に騙されてしまうかもと思いました(;’∀’)

 

番組の中で語っていたことで、世界中を旅するとき様々な人と仲良くなったりコミュニケーションをとるために必要なことは自分の国のことをよく知っているということだそうです。

 

関心の対象は、どうしても話している相手の生まれ育った国のことになるので、自分の国のことに聞かれて答えに窮してしまうと会話が続かないのだそう。

 

外国の特に旅をする人たちは、自分の国のことをよく知ってそれから他の国のことを知りたいというプロセスをたどるので、当然よく理解しています。

 

自分の国のことを問われたときに「あまり知らない、よくわからない」といったことを言うと、「なぜ?」といった反応になるそうです。

 

自分のことについて省みると、日本は暮らしやすいしとてもいい国だとは思うけれども、人間関係の窮屈さや昔の栄光にしがみついているような感じがして、誇れるといった感情はなかなか持てていない気がしていました。

 

そういえば、今までは自分が楽しむための『旅』をしていたような気がします。

 

でもこれからは、自分のルーツを理解する、知るための『旅』をしてみたいなと思いました。

 

番組内でかかる曲もリスナーからの投稿をもとに、メローな曲を主に選曲しているのでとてもゆったりした気持ちになれます。

 

洋楽を中心に選曲されるので、自分の知らなかった音楽を知るきっかけになったりもしています。

 

月曜日への憂鬱感が少し軽くなる、そんな番組です。

 

ぜひ、聞いてみてください。

 

antenna* TRAVELLING WITHOUT MOVING : J-WAVE 81.3 FM RADIO